久しぶりのtipi

気分転換をかねて、地球小屋tipiに。

panaちゃんの心温まるお出迎えに、目頭を熱くしながらのご挨拶。

とても嬉しかったです。本当にありがとう。

久しぶりの地球小屋tipiは、すっかり春の気配で、小さな光がたくさんこぼれている。

このトタンの色が懐かしくて温かい。

小さな光が文字に見える

今日は恵古箱さんの日

古道具からしみ出すゆっくりとした時間。

月に一度のfu-raさんのお店

自然の素材で作られたものは、畑の風景に自然に溶け込んでいました。

シンプルで仕上げが美しいバック。

帰りにいつものお気に入りのお店PeacePeacePeceでとびきりおいしい珈琲を

このお店にも春の小さな光があふれていた。

コンタクト

コンタクトはカール・セーガンのSFを映画化したもので、ジュディー・フォスターが主演している。

地球外生命体との接触を題材にした映画で、宗教・科学・神の存在・政治が複雑に絡み合い、壮大な物語に仕上がっている。

またリアルさを追求したつくりには、説得力があり150分が短く感じるほどだ。

数度見て、また新たな感動を覚えた。

ラストで聴聞会を終えた主人公がホワイトハウスから出て階段を下りるシーンでいつも涙してしまう。

私たちが生きていくうえで、本当に必要なものは何か、人は何を求めてるのかという問いに、カールセーガンが温かいまなざしで答えている。

youtubeの画像は、オープニングのシーン

ざわめきが消え、はるかな宇宙に静寂が広がるシーンを美しく表現している。

エルクはどこにでもいるよ

エルク、私は感じたよ。

あの日、エルクがエルクの犬としてのボディを離れていくのを。

少し苦しそうな息が、小さくて穏やかな呼吸に変わって

エルクのボディからゆっくりとエルクの魂が出て行くのを感じたよ。

エルクを抱きかかえながら、私はエルクがゆっくりとゆっくりと

身体から抜け出て、光となっていくのを

そしてその光が、私たちを包み、サテちゃんを包み、

この家を包み、そして空に

宇宙に広がっていくのを感じたよ。

犬としてのエルクの役割が終わり、また原始の宇宙

すべての始まりの光に戻ったのだね。

それからは、雨にも風にも道ばたの花にも

エルクの存在を感じることが出来るよ。

おまえは、とても大きな存在だったけど

それを超えて、もっと、もっと大きな存在になったね。

エルク、私は知ったよ。

この世界は、生まれることも、滅びることも

増えることも、減ることもないのだと。

すべては、最初のままなのだ。

私の中にエルクがいて、エルクの中にも私たちがいて

すべての生き物には、すべての人たちがいて、

ありとあらゆるもの、すべてのものに、私たちは、含まれているのだ。

私たちは一つなのだと。

私は毎日、エルクのことを思い出すと泣いてしまうのだけれど、

悲しいからではないのだ。

おまえと出会えたことが嬉しくて、ありがたくて

暖かいものがこみ上げてくるのだよ。

だから安心してくれていいよ。

生きることは素敵なことだと、エルクが教えてくれたから。

エルクが残してくれたものがあまりに大きくて

お礼の言葉もないけれど、エルク本当にどうもありがとう。