東京

東京の町を少し歩いた。

ゆりかもめの窓から

新幹線の窓から写真を撮影した。

夕方の築地を歩いた。

夜の銀座を歩いた。

とても魅力的で、どこか異界で、

明るくて、人が多くて、ビルが輝いていた。

何故か寂しくて、辻々に孤独があると思った。

こんなに人がいるのにと思った。

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モノクロームに戻るとき

写真に少し行き詰まると、一旦モノクロームへと戻ってみる。

フィルムカメラの頃はほとんどがモノクロームで、デジタルカメラになってからカラーを撮影するようになった。

あの頃は、ファインダーをのぞくと、モノクロの映像をイメージすることができた。

しかしデジタルカメラでは、なぜが難しい。

やはりフィルムで撮影するという緊張感が良いのかもしれない。

モノクロームは、光の状態がはっきりとわかり、色に頼って撮影していると、つい光を大切に扱わなくなる。

カラーの写真をモノクロームに変換して眺めてみる。

もう少し丁寧に光を感じないといけない。

暑さのせいで根気がないのかもしれない。

少し涼しくなるのを待つことにしようか。

あぁ~モノクロームがきれいに撮れる35mmカメラが欲しいな。

 

追伸:

明日から1泊で東京へ行ってきます。

仕事で行くので撮影は出来ないと思います。

しかし東京は何年ぶりかも思い出せない。

吉野で生活を始めてから電車に乗ることも、遠出することも少なくなってしまった。

のぞみに乗れるのも夢のよう。

いつかゆっくりと東京の街を撮影してみたい。

東京は人が多いだろうな。

カメラ屋さんも本屋さんもたくさんあるだろうな。

秋を迎えに

昨日の夜、草をたたくように雨が降り、久しぶりに涼しい夜を過ごした。

今朝、カメラを持って散歩をした。

心が秋を探しているのが分かる。

無理に秋を迎えに行かなくても、季節は巡るのに。

よく見れば、そこかしこに、小さな秋があった。