いにしえの縁

友人夫妻が昼食に招待してくれた。

センスの良い部屋に素敵な音楽。

ご主人が腕をふるってくれた、とてもとても美味しいパスタ。

愛情いっぱいの時間を、ゆったりと過ごす事ができた。

このお二人とは、10年来の付き合いになる。

友人の友人から始まり、ゆっくりと関係を育ててきて、今ではかけがえのない友人だ。

友人というのは不思議なもので、お互いに変化しながら、環境が変わりながらもいつも接点がある。

知らない間に影響を与えない、認め合う間柄になっている。

多くの人との交わりから自分というものが紡ぎ出される。

この友人がいることで、私の紡ぎ出す人生も、温かく、楽しさに溢れた織物になるような気がする。

いつもありがとう。感謝を込めて愛しています。

友人と過ごす午後

暑い日差しを避けて、溜まった仕事を処理しいてると、友人から昼食のお誘いの電話がかかってきた。

そばを食べに行こうということで、向った先は榛原「一如庵」。

我が家からは、山道をゆっくりと走って1時間ほどかかる。

道のりのほとんどが山と田んぼで、黄金色の稲穂がゆっくりと揺れていた。

 

「一如庵」では、萩の花が出迎えてくれた。

古民家を改装した落ち着いた作りのお店で、すでに満員状態。

細めの手打ちそばが喉に美味しく、香りも高い。

私が奈良で食べたそば屋さんでは一番美味しいと思った。

また、もてなしも優しくゆっくりと気分良く食べることが出来た。

 

その後、室生のギャラリー「夢雲」へ。

ここへ来るのは、5年ぶりになるだろうか。

珈琲を飲みながら、ゆっくりとした時間をすごした。

夢雲も古民家を改装したセンスの良いギャラリーで、企画展に合わせた食事をとることもできる。

 

スイカを頂く。果物好きな私は友人の分まで食べてしまった。

クーラーの入っていない室内は少し暑くて心地よい。

室生に吹く風は、優しくて少し秋の気配がした。

やはり日曜日は閉じこもらずに、出かけた方が発見が多いな。

もう少し上手く休みを取ろう。

暑い仕事部屋から連れ出してくれた友人に感謝します。

 

いつもの散歩コースでの写真。

吉野でもはっきりと秋風を感じることができる。

感情の開放

先週の日曜日に3度目のビオダンサに参加した。

3度目ということもあり、緊張することもなく、ゆっくりと溶け込み自分を開放していくことができた。

絶対に受け入れてもらえるという信頼から、ハイテンションになり感情が大きく動く。

この数ヶ月、仕事から来るプレッシャーに徐々に絡め取られていた私に、ビオダンサは恵みの雨のようだ。

日照り続きで、熱中症寸前のこころの季節が少し前進し、心地よい秋風が吹き始めた。

 

さび付いていく自分の感情をビオダンサは大きく動かし、

参加するメンバーの暖かさが潤滑油のように、体と心のさびを落としてくれる。

ビオダンサとビオダンサのメンバーの方に、心から感謝します。

いつもありがとう。

 

この心地よい余韻はしばらく続き、写真に感傷的な気分が写ることがある。

それもまた心地よい。

ふっと、息を吐いたときなどに、いつもと違う光景が現れてくる。