投稿日: 2011 年 7 月 14 日2011 年 7 月 15 日蝶の影 投げつけられたような朝の光が、寝不足の目にはまぶしい。 手で光を遮りながら、散歩をしていると 尾崎放哉の 「一日もの云わず 蝶の影さす」 という句を思い出す。 この蝶の影とは、彼の死の影なのだろう。 胸の病を患いながら、小豆島の小さな庵で一人死を待つ彼に、夏の影が重なる。 放哉の句を思いながら写真を撮った。 幸せだけでは生きていけない、不幸だけでは生きていけない自分がいる。
投稿日: 2011 年 7 月 8 日2011 年 7 月 15 日盛夏の吉野 忙しい時間を縫って、友人と蔵王堂の木陰を歩く。 カメラを構えながら、シャッターを切りながら、 たわいもない話をする。 ファインダー越しに吉野の夏を感じる。 短いけれど、満ち足りた時間。
投稿日: 2011 年 6 月 30 日2011 年 6 月 30 日夏の日の光 夏の光に映し出された光景にも、 いろいろな季節が含まれていることが分かる。 今日はなぜか、秋の光が見え隠れする。 写真は見たままを、感じたままを撮る。