体力的な疲れや精神的な疲れよりも、時に自分に強く疲れる。
自分の自我のありようが、その逃れ難さがどうしようもなく、自分を覆う。
春は自我さへも勢いよく育っていくのかもしれない。
いつになればこの自我を手放すことができるのだか。
今世が無理なのは解ってはいるが。
自分に疲れたときは、古い写真を取りだして眺めてみる。
若い頃の写真は、どこかに静謐さと真剣さがある。
見失いかけた自分の影が見える。
孤独を恐れない強さがある。
昔のモノクロームの写真を見ていると、その場所の音や香り、風、湿度などを感じる。
この場所でよく生きたのだろう、よく見たのだろうと思う。
人間はやっかいなものだけど、
こつが分かるとそうやっかいでもないよ
よしおさん コメントありがとう。
こつがあるのですか。
今度お会いしたとき”こつ”を伝授して下さい。
よろしくお願いします。