何気なく読んだタゴールの「ギダンジャリ」に強い感銘を受けた。
詩人の魂の偉大さに感動し、歴史の中で多くの詩人が注目され、その名を残した事を初めて実感した。
「ギダンジャリ」は大いなる神への純真なラブレターだ。
簡素な言葉と心躍らせる表現で神への熱い思いが綴られていく。
短い103編に納められた言葉は、どの信仰の書より私に神を感じさせることが出来る。
「疲れた夜には 私の信頼をあなたに託して あらがわず ぐっすりと眠らせてください。」
神 大いなる存在 を知り得た者だけが得る祝福。
私もいつかタゴールのように、大いなる存在への熱い思いを綴ることができるのだろうか。
書店で手に入る数少ないタゴールの詩集。