草の上に座る

夕方の散歩の時

草の上に座って草を撮影した。

前に草の上に座ったのは何時だったか

忘れてしまった。

もうひと月もすれば、寝転がれるかもしれない。

 

今朝ははまだ昨夜の雪が少し残っていた。

積もらなければ雪も愛おしい。

経巡り

私たちが考えていることで、死んだら分かることがたくさんある。

今知っていることは、死んだら分かることは、考えない方がいいということだ。

死んだときに、持って行けないものに執着しては行けない。

それも知っている。

でも、難しい。

知ることと分かることは違う。

地図と現実の道ほどにも違う。

 

 

混迷

混迷の時代だとよく言われる。

しかし私の心ほどには、混迷は深くないような気がする。

自分の心の混迷が、世界に映し出されているような気がした。

 

雪の日、ただ静かに自分の心を見る。