蓮の夢

華厳の意味は「「花で飾られた広大な教え」だという。

この世界は様々な華によって荘厳されているという。

 

蓮の花とファインダー越しにゆっくりと話をする。

死を荘厳するのにこの花は相応しい。

 

「とは」との別れ

人生とは、人間とは、仕事とは、

私の周辺には、たくさんの箴言や格言がある。

以前は時々口にしていたけれど、

最近は、ほとんど使うことが無くなった言葉だ。

言葉で理解できることは、少なすぎる。

感じたことを無理に言葉にする必要もない。

この花の美しさを定義づける必要がないように。

 

 

玉置神社ふたたび

再び訪れた玉置神社は今回も雨。

標高1000mの頂き付近は霧に覆われてとても美しい。

霧を透過して、薄くさす光と出会う。

光とだけ出会うときは、色のないモノクロームがいい。

写真は自分の見たものしか写すことができない。