扇町で仕事があり、その帰りに東洋陶磁美術館まで、大阪の町を歩きました。
昨年の2月3日にスージーリーの回顧展があり、それ以来約1年ぶりになります。
東洋陶磁美術館は大のお気に入りで、ここでしか出会うことの出来ない感動があります。
特に今日は、高麗青磁の優しい青色が疲れた心身に染み込み、包み込まれるようでした。
特別展は、濱田庄司の茶碗で、後期の完成された美しさよりも、初期の模索の中から生れた茶碗に心が傾きました。
久しぶりの大阪の夕暮れは、どこか寂しげで、切なく、ビルの端に沈む夕日に、斜陽という言葉を思い浮かべました。