遠方の消息

冬至を20日も過ぎると、日が長くなったことを実感する。

厳冬の中に微かに春の予感を感じる。

 

 

不思議なご縁で知り合った方から、久しぶりにメールを頂いた。

お会いしたのは、生駒と吉野で2度だけ。

季節の変わり目毎のメールのやり取りで、お互いの消息を書きあっている。

不思議でない出会いはないと思うのだけれど、

やはり、不思議なご縁を感じる。

 

時々私のブログを見て下さっているようなので、

メールのお礼に正月前後の写真をアップします。

いつもありがとう。

 

久しぶりの大阪

生まれ育った土地への感情は複雑で、避けきれず、関わり切れない自分が切ない。

狭い路地を歩くと、子供の頃の自分が思い出される。

私は子供は無邪気ではないと、子供の頃の自分と照らし合わせて思う。

新しく立つマンション、消えていく古家。

いつも見ていた運河。

この町で生きていくことが出来なくて、

遠くへ遠くへと離れていった。

でも何処かに自分の居場所があるわけでもない。

生きることが居場所なのだと言い聞かせて、また歩き出す。