宝蔵寺の枝垂れ桜

今年もまた、東吉野村、宝蔵寺の桜を見に出かけた。

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ここの桜には、どこか悲壮感をある。

樹齢を重ねて、なお小さな花を枝いっぱいにつけて揺れる様は、少し痛々しい。

そして、艶やかで、狂おしいような美しさがある。

坂口安吾や梶井基次郎が描いた桜の世界と重なる。

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散歩が楽しい

上着を一枚脱いだ身軽さで、散歩が楽しい。

梢、足下の草に春が宿っている。 

すべてが関わり合って美しく輝く。

空気が、空が、光が、一つになっている。

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雪柳

陽が長くなった。

西に傾く光が力強い。

散歩コースの公園で桜が咲き始めた。

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雪柳が光に輝いて一際美しい。

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枯れた草、咲く花、重なりある草花がなにより楽しい。

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