ヴェトナム生まれの禅僧 ティク・ナット・ハンの「仏の教え ビーイング・ピース」を数年前に読んだけれどほとんど記憶に残っていない。
本の内容がつまらないのではなくて、私が読めなかったのだ。
今読んでいる本のあとがきに書かれたいた、ハン師のガーター(偈)に感動を覚えた。
息をすって 私はしずか、息をはいて 私はほほえむ。
この今に生きることこそが、すばらしい一瞬(ひととき)
身も心もしずかに、ほほえむ。
いまこのままが すばらしい一瞬(ひととき)
この言葉、私が書けば嘘になる。実感し体験したものだけが書ける言葉だ。