デジタルデバイド

町主催のIT講習会が開催されました。この講習会にインターネット入門コースがありますが、今回の講習会では一番の人気でした。
参加者は中高年の方が多く、パソコンを始める動機もインターネットがしたいからというのが多かったようです。

年ごとに中高年の方のインターネットに対する取り組みは積極的に成ってきています。講師を務めていても熱気の違いを感じます。

 最近は、「デジタルデバイド」という言葉を耳にします。
これは、「若者や高学歴者、高所得者などが情報技術を活用してますます高収入や雇用を手にする一方、パソコンを使いこなせない高齢者や貧困のため情報機器を入手できない人々は、より一層困難な状況に追い込まれる。」という意味ですが、国家間でもデジタルデバイドは問題になっています。

今はなくなってしまいましたが、数年前に国が主催したIT講習が全国的に実施されました。あの講習は時期尚早で、ネット環境も悪く、ISDNで講習をしていました。そのため受講生の方にインターネットの楽しさを十分に味わってもらうことが出来ませんでした。
しかし、ネット環境が整った今こそ、本来的な意味でのIT講習が必要ではないかと思います。

日本国内でもデジタルデバイドが拡がっています。中高年の方インターネットを使って積極的に情報を発信することで、若者中心のネット文化に一石を投じて欲しいと思っています。