友人と過ごす午後

暑い日差しを避けて、溜まった仕事を処理しいてると、友人から昼食のお誘いの電話がかかってきた。

そばを食べに行こうということで、向った先は榛原「一如庵」。

我が家からは、山道をゆっくりと走って1時間ほどかかる。

道のりのほとんどが山と田んぼで、黄金色の稲穂がゆっくりと揺れていた。

 

「一如庵」では、萩の花が出迎えてくれた。

古民家を改装した落ち着いた作りのお店で、すでに満員状態。

細めの手打ちそばが喉に美味しく、香りも高い。

私が奈良で食べたそば屋さんでは一番美味しいと思った。

また、もてなしも優しくゆっくりと気分良く食べることが出来た。

 

その後、室生のギャラリー「夢雲」へ。

ここへ来るのは、5年ぶりになるだろうか。

珈琲を飲みながら、ゆっくりとした時間をすごした。

夢雲も古民家を改装したセンスの良いギャラリーで、企画展に合わせた食事をとることもできる。

 

スイカを頂く。果物好きな私は友人の分まで食べてしまった。

クーラーの入っていない室内は少し暑くて心地よい。

室生に吹く風は、優しくて少し秋の気配がした。

やはり日曜日は閉じこもらずに、出かけた方が発見が多いな。

もう少し上手く休みを取ろう。

暑い仕事部屋から連れ出してくれた友人に感謝します。

 

いつもの散歩コースでの写真。

吉野でもはっきりと秋風を感じることができる。