投稿日: 08/13/201008/13/2010 投稿者: nobu下町を歩く 私は大阪の下町で生れ育った。 炎天下、生れ育った場所をゆっくりと歩いた。 夢遊病者のように、ただ漫然と町を歩くいた。 汗だくになりながら。 見慣れた光景、変わってしまった町並み。 消えた人影。 それぞれに、複雑な思いが交錯する。 触れたくない時代、語りたくない言葉の幾つか。 引っ越しをする度に、大阪から遠い場所、遠いところへと移っていった。 私にとって、生まれ故郷とはなんなのだろうか。