碧空の尽きる場所

秋は空が高く雲一つない日がある。

李白の詩に

『故人西の方 黄鶴楼を辞し
煙花三月 揚州に下る
孤帆遠影 碧空に尽き
唯見る 長江の天際に流るるを』
というのがある。

秋、雲一つない空を見ていると、いつもこの詩が思い出される。

碧空の尽きる場所とはどんなところだろう。

この日は、雲一つない晴天

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夕方まで雲を見ることが無かった。

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