自然を感じる-ビオダンサ

今年最初のビオダンサは、前日の仕事の疲れが残っていてぼ~っとした頭での参加。

最初の輪になって踊るダンスから、心地良くビオダンサの中に埋没していく。

マインドを置き去りにする心地よさ。

思いよりも少し早く身体が動く。

ただ流れるように。

ビオダンサで踊っていると、自分の身体が自然で出来ていることに気づく。

自分に最も近い自然は、自分の身体であることを改めて感じる。

私には、このことがすごく嬉しい。

しかし、この自然の造形物のどこに心があるのだろう。

 

ビオダンサでは、人の身体と深く関わる。

そして心とも。

身体を触れあいながら、心がゆっくりとふれあってゆく。

身体を通して人の心が伝わる時、人への信頼と愛情を感じる。

この瞬間に胸が詰まる。

生きることへの愛しさ、人への愛しさ。

日常の中で忘れてしまっている感覚が蘇る。

 

いつも楽しいビオのメンバー達、一緒に踊ってくれてありがとう。

今年もよろしく御願いします。

 

身体の次に私が身近に感じる自然は、我が家の犬たち。

言葉も身体も習慣も違うのに、一つ屋根の下に暮らしている。

抱きしめることの出来る自然。

優しい心を持った不器用な天使。

いつも一緒にいてくれてありがとう。

雪の年明け

明けましておめでとうございます。

吉野は大晦日から元旦に向けて、この数十年なかったほどの大雪に見舞われました。

犬たちと散歩する公園も真っ白で、吉野に来て初めて見る光景でした。

 

雪の多く降る地方の方を思うと素直に喜べないのですが、私には新鮮な経験でした。

ブログを見て頂いてありがとうございます。

本年もよろしく御願い致します。

 

雪の降り始めを少しだけ動画で撮影しました。動画は得意ではないのですが、記録として残しました。

今年のこと、写真のこと

今年は例年になく写真を撮った。

見て下さる方や、写真の話が出来る友人達に恵まれた1年だった。

写真は鏡のように、自分が変化すると写真が変る。

写真が変ってから、自分の変化に気づくことも多い。

春にビオダンサと出会ってから、また写真の質が変った。

写真に対する気持ちの入り方が違うような気がする。

より深く風景に寄り添うようになれたのかもしれない。

 

そして昔から欲しかった、念願のフィルムカメラを手にした。

今から36年ほど前に製造された機械式のカメラで、コンパクトで撮影がしやすい。

私の手に届くまでに、何人の人が使い、どのような時間を過ごして来たのかと思うと、少し胸が熱くなる。

 

下の写真は、このフィルムカメラで撮影したもの。

最近のデジタルカメラに慣れた目には、解像度も低くどこか頼りなく写る。

しかし、このフィルムカメラで撮影した写真を見ていると、なぜかこころが安らぐ。

毎日、数カットずつ撮影していたので、最初の写真は1ヶ月ほど前のものだ。

現在の風景を撮っているのにどこか懐かしい感じがする。

 

今年1年ブログを読んで下さってどうもありがとうございます。

見て下さる方がいるから、このブログを続けていくことが出来ます。

本当に感謝しています。

来年はもっと更新の期間が長くなるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。