投稿日: 2009 年 4 月 7 日月は東から 与謝蕪村の「菜の花や 月は東に 日は西に」の俳句を思い出すように、月が出て日が沈んでいった。 この当たり前のことが、何故か腑に落ちて楽しかった。 毎日ほぼ同じ道を犬たちと歩く。 目をこらせば、今まで見ると事の出来なかった情景に出会える。 蔓に光が当たって輝いている。 様々な草花が重なり、美しい情景が生まれる。 花は何処にでもあることに気づく。 足下の草花を撮影することが最近の楽しみだ。
投稿日: 2009 年 4 月 6 日2009 年 4 月 6 日宝蔵寺の枝垂れ桜 今年もまた、東吉野村、宝蔵寺の桜を見に出かけた。 ここの桜には、どこか悲壮感をある。 樹齢を重ねて、なお小さな花を枝いっぱいにつけて揺れる様は、少し痛々しい。 そして、艶やかで、狂おしいような美しさがある。 坂口安吾や梶井基次郎が描いた桜の世界と重なる。
投稿日: 2009 年 4 月 5 日2009 年 4 月 5 日散歩が楽しい 上着を一枚脱いだ身軽さで、散歩が楽しい。 梢、足下の草に春が宿っている。 すべてが関わり合って美しく輝く。 空気が、空が、光が、一つになっている。