高取城趾 錦秋

明日香と吉野の中間にある高取町に、高取城趾がある。

大きな山城で、高取山(583.3m)山頂に築かれていて、紅葉が美しい。

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 高取城趾には石垣が残されていて、

静寂の中に意志の強さと爽やかさようなものを感じる。

他所では感じることの出来ない、この場所独特の雰囲気がある。

石垣に覆い被さる木々の下を、ゆっくりと散策する。 

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 石垣に流れる時間と、散りゆく紅葉に流れる時間に思いを馳せる。

 散りばめられた錦秋が美しい。

一足ずつに晩秋の音と風を聞く。

心身から日常の雑踏が蒸発していく。

入れ代わるように、静寂が訪れる。

自分への一番のギフトは、この静かな時間だ。

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晴れた日

とびっきりの霧の朝

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壊れた焼却炉

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街灯もどこかエキゾチック

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電線の向に三日月が見えて

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夕陽を浴びたら

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キューバの音楽でも聴きながら、

身体を少し揺らして、

自分にイエスと伝えよう。

ただくつろげばいい

努力が、我慢が、大切だと教えられた私たちは、

いつも、反省ばかりしている。

「私の努力が足らなかったから」「私がもう少し我慢すれば」と

しかし、あなたは、我慢するために生まれてきたのではない。

努力するために生まれてきたのではない。

 

もし、あなたが生まれてきたことに目的があるとするならば、

そしてそれを知りたければ、

あなたは、くつろがなければならない。

あなたが、存在の内にくつろぐ姿こそが美しいのだ。

努力を手放し、我慢を手放し、人のためを手放し、自分のためを手放し、

ただ、くつろげばいい。

その時、あなたは世界と出会い、祝福を受ける。

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