やっぱり犬が好き

先日、犬たちを洗った。

レオンベルガーのエルクは、水難救助犬の練習をしたこともある、水好き、水泳得意犬である。

ビレッジドックのサテは、立ち耳で水泳、水は大嫌いの正反対である。

おやつで釣りながら、だましだまし洗う。
しかし洗い終わったときは、2匹とも晴れ晴れとした顔をしている。

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 我が家のサテは、吉野地方に多い雑種で、白い色で少しだけ紀州犬に似ている。

村や近くの町でよく見るので、ビレッジドッグと呼んでいる。村々で固有に受け継がれた血統のようだ。

ビレッジドッグの性格は概ね、神経質で臆病である。これは、神経質で臆病な犬だけが生き残ってきたことに由来するような気がする。

しかしビレッジドッグは地域の風土によく適応していて、夏でもしのぎ易そうにしている。

色も白で夏対策はばっちりだ。

中増のハス

大淀町は、起伏に富んだ地形をしていて、車で走っていても知らない道がたくさんあります。

大淀町の東側に中増という地域があるのですが、ここは、水田や茶畑が広がり、のどかな雰囲気のある、明るく開けた場所です。
田舎ぐらしを考える団塊の世代の方たちには、最適な場所ではないかと思ことがあります。

ここに、ハスを栽培している場所があると聞いたので立ち寄ってみた。

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あまりたくさんのハスは咲いていなかったのですが、ちらほらと美しい花を咲かせていました。

いつ頃が見ごろなのか、やはりお盆のころでしょうか?
お盆近くのもう一度訪ねてみようと思います。

 私が好きな詩人、西脇順三郎に「永遠の眠り」という題の詩があります。

永遠の
果てしない野に
夢みる
睡蓮よ
現在に
めざめるな
宝石の限りない
眠りのように

ミケランジェロは、
「眠りは好ましい、けれどもなんにもまして、私は石になりたいと思う。」
という言葉を残しています。

私は、石よりも永遠に眠る睡蓮になりたいと思うとことがあります。
   

語ることの楽しさ 聞くことの面白さ

7月10日十津川・熊野へ遊びに行き、「熊野出会いの里」へ泊めていただいた。

ここは、本宮町の高台にある見晴らしのいい、民宿であり、農業体験も出来る。

熊野出会いの里

写真は食堂から見える風景。気の流れがいい。

ご主人が楽しい方で、その世界?では有名な「麻野吉男」さんで、ゆっくりと話を聞かせていただいた。

久しぶりに「人の語り」を聞くことが出来た。麻野さんの言葉には想いがあり、伝えようとする熱がある。

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写真は、麻野吉男さんと私。ゆっくりとした空間で話を聞く。私はこの写真に写っている自分が好きだ。
こんなに寛いで人と話している自分を始めて見た。

「熊野出会いの里」は私にとって新しい出会いの場所になった。年に数度は、頭の空気を入れ変えに出かけたい。

「熊野出会いの里」と出会えたのも、新しい繋がりが生まれたのも、すべて私の友人 山本泉 のおかげです。
「泉ありがとう。役ににたってるよ。極楽で見てるだけではないね」