雪の日

少し前の雪の日の写真。この日の雪は春先の雪に似て重く湿っていた。積もることのない雪。梅の木でつがいのメジロが囁いている。梢から落ちる水滴が雪に模様を作る。この雪は木の葉の汚れを流し、冬枯れの草を洗い、土に染みこんでいく。心の澱はどのように流せばいいのだろう。この雪とともにいろいろなことが流れていけばいいのに。

河原の散歩

年を取るほどに解らないこと、知らなかったことが増えてくる。出会いが増えれば増えるほど、多彩な人の生き方に感心する。来年はどんな出会いがあり、どんな知らないが増えるのだろう。大晦日の雪の写真と河原の写真です。河原の散歩は最近の楽しみの一つです。