作品展を開催します

私が写真を撮り、友人(近藤裕人)がことばを与える。

「あんたも まっさら の時 あったやろ」展を開催します。

撮影場所は、吉野町の丹治、昔は貯木と呼ばれた場所です。

昭和の終わりで時間が止まったしまったかのような所ですが、

吉野材の一大生産地です。

ここを冬至の日を中心に二人で歩いて、作品にしました。

 

私は本格的な作品展は今回が初めてです。

私自身とても楽しみです。

ギャラリーの中で、ゆっくり寛いで、飲み食い出来る場所もあります。

美味しいお酒もあるという話です。

作品の雰囲気は、

http://toujisya.com/

でご覧下さい。

 

ギャラリーは大阪ですので、お近くの方はお寄り下さい。

日時 4月12日~16日13:00~21:00

ギャラリー寸草庵

大阪市福島区吉野5丁目8-26 2F

野田・西九条が最寄り駅になります。

来る春よりも

来る春よりも、去る冬が愛おしい。

凛と張り詰める早朝の空気。

踏む霜の音。

低く射し込む光。

 

来るものよりも、去るものに心が残る。

去った日の長さが、これから来る日の長さよりも多いからだろう。

 

福西和紙本舗の光

仕事の縁がきっかけで、福西和紙本舗さんへ時々撮影にお伺いする。

福西さんの和紙は有名で、テレビや雑誌によく取り上げられていてご存じの方も多いと思う。

近年外国のデザイナーも福西さんの漉く和紙に注目している。

 

私はここでの撮影が好きだ。光をとても美しく感じる。

福西和紙本舗さんは人工の光が少ない。外からの光を上手く利用して作業をしている。

和紙の色と質感を正確に見るためだろう。

 

ガラス越しに、障子越しに、射し込む陰影がとても美しい。

福西正行氏

 

いつも快く撮影をさせて頂いてありがとうございます。