投稿日: 10/27/200910/27/2009曇りのち少し晴れ 夕方から厚い雲間に、日差しが見え始めた。 まだ雨が残っているが、風は透明でやわらかい。 私は、癒しという言葉をあまり使わない。 心地よい、楽しい、愉快、のんびりという言葉が好きだ。 一つの言葉で示すのではなく、もっとたくさんの言葉で表現したい。 雲間に光が輝く 夕方の光が草花に届き始める 光には無限の色が含まれている。 透明な光が届くと、そのものに最適な色を紡ぎだす。 光は、混ざれば混ざるほど透明な存在になっていく。 いつの日にか、私も光になりたい。
投稿日: 10/22/200910/22/2009小さな虹 沈む太陽の雲の間に、小さな小さな虹を見つけた。 遠くで、ささやくような声が聞こえたので、 ふと振り向くと、 音もなく、するするっと、三日月が昇った。
投稿日: 10/21/200910/21/2009哀色の季節 身体のほんの少し先を、私の心が歩いている 秋がしみ込み、哀色に染まるのが見える 空の茜、土に還る葉、 申し訳ないほどの青空 消えていく光 もの皆、故郷を目指す季節