三余

三余(さんよ)とは「冬は年の余り,夜は日の余り,雨は時の余り」で、その余りの時間を大切に過ごしなさいと言う教え。

これは、数年前、熊野出会いの里の麻野吉男さんに教えて頂いた。

百姓であるご自身が、この三余をどう大切にしているかを話して下さった。

 

その時はあまり深く考えなかったのだけれど、最近になってこの言葉がよく思い出される。

仕事をしているのは当たり前、その余った時間をどう過ごすのかがとても大切で、自分自身の方向を決めるような気がする。

雨の日の今日は、朝から事務所の片付けをしている。

駆け抜けるように過ごしたこの3ヶ月間をゆっくりと振り返り、明日からの方向をゆっくりと考える時間にしよう。

それとも、ジム・ジャームッシュの映画でも見て過ごすか。

 

雨の日の日曜日は、少し悩ましい。

 

写真は北野台の桜

“三余” への5件の返信

  1. 吉男くんは何人の方にこのお話をしたでしょうか?
    今年の4月は雨が多いですね。
    熊野は冬以外は雨が多いのでなかなか『余』というわけにいかず
    。。。カッパ着て動いています (^_-)-☆

  2. この風雨で吉野の桜はずいぶんと散ったでしょうね。

    三余は時々人に話したりもしています。
    いい言葉です。

    吉野さんのお話を聞きにまた伺いたいと思います。

  3. むむなるほど、私など無意識に任せっぱなしだけど、陰というか暗部に対する意識も大事ですね。

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