投稿日: 2011 年 3 月 26 日2011 年 3 月 26 日 投稿者: nobuひとけの無い場所 ひとけの無い工場をぶらぶらと歩けるのも、田舎の特権かもしれない。 誰ともすれ違わない、里道を歩けるのも。 午後のひかりに畑の作物が光っている。 どこからか、沈丁花の香りがする。 ひとけのない場所を歩くとき、自分の人恋しさに気づく。 この頃の心もとなさは何なのだろう。 人恋しくて、ひとけの無い場所を歩く自分は何なのだろう。