蓮への思い

今回でこの蓮畑の撮影は4回目になる。

自分の写真を見ていてもどかしく、しっくりと来ない。

恋い焦がれていた人にばったりと出会って、どうして良いか分らずに右往左往しているようだ。

今回は勇気を出して、思いを打ち明けて見たが、どうも上手く伝わらなかったようだ。

私の思い込みの強さに、相手が引いてしまったのかもしれない。

 

私にとっての良い写真とは、写し取った写真の結果だけではなくて、その出会いのプロセスが、撮影までのこころの有り様が大切になる。

私の写真は、私と光景の微かな、しかし、愛おしいこころの交流から生れる。

私の思いと光景の思いとが上手く重なるとき、素敵な写真を撮ることが出来る。

そこに日常を超えた、私だけの光を見ることができる。

 

この蓮の写真を見ていて、自分の写真に対する課題の多さに気づかされる。

このとても楽しみな修行は、まだまだ続きそうだ。

 

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“蓮への思い” への2件の返信

  1. 今うちでは 大好きな白百合が次々と咲いています
    蓮は、何というか、別格なのでしょうか
    永遠の憧れの花です

  2. こちらでも白百合が咲き始めした。ただ暑さで少し元気がないように見えます。
    今年は特に蓮が見たいという思いが強かったです。好きな花はたくさんありますが、蓮は別格かもしれません。

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