空を見上げると、雲に覆われて太陽が見えない。
花に向けたカメラを脇に提げて、
ゆっくりとその場所にたたずむ。
その場所にくつろぎ、ただ雲が去るのを待てばいい。
どうせ自分の力で雲を消すことはできないのだから。
花の姿に見とれていると、
額に暖かなエネルギーを感じる。
雲が切れ始め、ゆっくりと、おぼろげに太陽が姿を見せ始める。
草花が光を透過して、透明に輝き始めた。
雲はマインドに似ている。
本来の自分を見ようと思っても、
雲が姿を変えて現れては、太陽を被ってしまう。
少し、光が差し始めても、また次の雲が光の前を覆ってしまう。
自分の力で雲を払うことは出来ない。
太陽を覆う雲は、自分の努力や我慢で消すことは出来ない。
ただその場所にくつろぎ、雲を眺める。
そして、雲を受け入れたとき、
太陽のエネルギーで、厚い雲が少しずつ溶け始める。
雲の切れ目からゆっくりと太陽が姿を現し、
私を光で満たす。
どんな厚い雲の向こうにも、青空が拡がり、
太陽があることを私たちは知っている。
そしてその太陽の向こうには、宇宙があることも。
私は、努力している花、緊張している花、我慢している花を見たことがない。
花はその与えられた場所々で、くつろぎ、自分を受け入れている。
小ノブさんの日記を読んでいると、心がスーとなります。そして、自分が小さなことに過敏に反応してることに気づき、ちっちゃな人間だなとも思います。 宇宙、太陽、空、雲、海から見れば、私の存在やイライラも全く関係ないって事も。
自分を受け入れる・くつろぐって簡単にできることではないんでしょうか?
それとも、簡単にできることなんでしょうか?
そこにたどり着くために、私は何かに気づかなくてはいけないんでしょうか?
疑問だらけですみません・・・。
「心がスーとなった」と感じたのが、本当のよりんさん。
あなたは、小さくもないし、とても素敵な存在なんですよ。
う~んと自分を愛してあげて下さい。