夜来の風雨が過ぎ去った。
何事も無かったかのような曇り空。
台風は遠くへと飛んで行った。
台風は去ったけれど、私は去らなかった。
なぜ、私だけが去らなくて、台風だけが去るのだろう。
台風が去らなくて、私が去ることも出来るのかな。
そうか、台風からすれば、私が去っていったのだ。
しかし、私が去るというのはどんな感じだろう。
去っていく私はどんな風に見えるのだろう。
時間が経つというけれど
経つのは時間ではなくていつも私だ。
未来が来るというけれど
私は未来を見たことがない。
過去が在ったというけれど
私は過去を確かめに行くことが出来ない。
何かをひどく勘違いして、それを時間と呼んでいるような気がする。
ウーム...
なんか哲学的ですね。
道元さんの時間論に似ているような。
ちなみに東京は電車が乱れて最悪の日でした。
Byかず
こんにちは。
多くの人たちが同じことを、違う言葉や教えで表現しているようです。
ニュースで拝見しました。関東地方はたいへんだったようですね。