投稿日: 2011 年 4 月 2 日2011 年 4 月 2 日二つの夕暮れ 夕暮れの難波を歩くのは、何十年ぶりだろう。 私が若かった頃より空が綺麗になったような気がする。 1人で歩く都会は少し寂しかった。 打ち合わせが終わって外に出ると、春の日がゆっくりと暮れかけていた。 明日香の夕暮れは、やさしくて静かで、空気が暖かかった。 1人でいることが心地良かった。
投稿日: 2011 年 3 月 26 日2011 年 3 月 26 日ひとけの無い場所 ひとけの無い工場をぶらぶらと歩けるのも、田舎の特権かもしれない。 誰ともすれ違わない、里道を歩けるのも。 午後のひかりに畑の作物が光っている。 どこからか、沈丁花の香りがする。 ひとけのない場所を歩くとき、自分の人恋しさに気づく。 この頃の心もとなさは何なのだろう。 人恋しくて、ひとけの無い場所を歩く自分は何なのだろう。