生まれ育った土地への感情は複雑で、避けきれず、関わり切れない自分が切ない。
狭い路地を歩くと、子供の頃の自分が思い出される。
私は子供は無邪気ではないと、子供の頃の自分と照らし合わせて思う。
新しく立つマンション、消えていく古家。
いつも見ていた運河。
この町で生きていくことが出来なくて、
遠くへ遠くへと離れていった。
でも何処かに自分の居場所があるわけでもない。
生きることが居場所なのだと言い聞かせて、また歩き出す。
光と風の交わる場所で
生まれ育った土地への感情は複雑で、避けきれず、関わり切れない自分が切ない。
狭い路地を歩くと、子供の頃の自分が思い出される。
私は子供は無邪気ではないと、子供の頃の自分と照らし合わせて思う。
新しく立つマンション、消えていく古家。
いつも見ていた運河。
この町で生きていくことが出来なくて、
遠くへ遠くへと離れていった。
でも何処かに自分の居場所があるわけでもない。
生きることが居場所なのだと言い聞かせて、また歩き出す。
吉野には美しい町がたくさんある。
今日も遠くに海が見えた。
少しの間だけでいいから、海辺の町で暮らしてみたい。
イベントに参加して十津川に出かけた。
記録用のデジタルカメラとは別に、フィルムカメラを持って行った。
フィルムで出会う光は特別な存在のように気がした。
光で化学反応を起こすフィルムで、澄んだ山の光を撮りたかった。