タゴール・ソング

アジアで最初にノーベル賞をもらったのは、詩人タゴールだ。
私は、アジアで最初のノーベル賞が詩集に対して与えられたことが凄く嬉しい。
西洋が渇望するアジアとは、経済や物理などの物質的な発展ではなく、精神的指導としてのアジアではなかったのかなと思う。

タゴール・ソングは、この詩人自らが自分の詩に曲を付けたもので、私が聴いたのは、シャルミラ・ロイが歌っているCDだ。

意思の強さにしなやかさを合わせ持つ歌声は、説得力があり、訳詞と合わせて聴くと、タゴールの思いがいっそ伝わってくる。

タゴール・ソングの7曲目「求めないならあの人は・・・・」の訳詞がいい。

「求めないなら、あの人はえられます、手放せば来ます手もとに、
昼間に私が失くしたあの大切なもの
---それを見つけました暗い夜に。
見えもしない触れもしない、その人に向かって命を開き目覚めていなさい---」

今度タゴールの詩集を買おう。

このタゴール・ソングのライナーノーツは、桃山晴衣さんが書いている。
この方が謡う塵梁秘抄を聴くと中性の庶民の思いや生活がダイレクトに心に響く。
私は桃山晴衣さんが日本語で謡うタゴールソングを聴いてみたい。

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僕たちのCM出来ました。

10枚の写真と簡単なコピーで自分だけのCMを作ることが出来るサイトを見つけました。

http://cmizer.com/

制作は、私の妻です。

少し起動するまでが重いですが面白いですよ。

みなさんも自分のCMを作られたら如何でしょうか?

※JavaScriptをONにするとflashブログパーツが表示されますエルクとサテに会いに来てね by pleromaさん

カンタンCM作成サイト コマーシャライザー



運河のある町

 私は大阪の下町、大阪城の東、城東区で生まれ育ちました。

路地と運河のある、また人情という言葉が生きていた町でした。

今では、大きなマンションが建ち、そこに住む人々も代替わりし、私を知っている人達は随分と少なくなりました。

下の写真は、私たちが城東運河と呼んだ場所です。

私の小さい頃、40年以上前、私はこの運河に浮かぶ一艘の船を見つけました。

それは、水上生活者の方の船でした。

 船上に洗濯物と私と同じくらいの年の子供がいました。

今は船の往来もほとんど無い運河に変わってしまいました。

写真は運河を撮影した物ですが、モノクロームに仕上げて、当時の雰囲気を出して見ました。

映画「泥の川」の世界が私の子供のころには、リアルにありました。

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