ギフト

昨夜、相棒のpleromaさんが、「めがね」のDVDを見ていた。

映画の音声が気になり、本に集中出来ない。

音声だけを聞いてしまうと、後で私が見るときに新鮮さを失うような気もして、心が落ち着かない。

以前の私ならここで、物理的な方法(ヘッドフォンを使ってもらう等)で解決しようとするけれど、

今回は、自分の感情や自我にアクセスをして、解決を模索した。

苛立つ自分の心を観察する。何故苛立つのか、何に苛立つのか、身体はどのような反応をするのか。

そして、暴走しようとする自我に言葉を与えていく。

しかし、なかなか上手く解決を見いだせない。

本を脇において、気づきの瞑想を試みるが、すっきりと解消しない。どこかで我慢している。

そして、最後に

「この音を聞いている、このDVDを見ているpleromaさんが喜んでいる」

いう言葉を与え、その喜んでいる様子を想像すると、すっと自我のざわめきが治まった。

自分の自我が苛立つとき、その相手や対象にギフトを贈る。

分かってはいるけれど、ここまで効果があるとは。

何かすごく得したような気持ちになり、映画の音声を子守歌に、いつしか眠っていた。

小さな障害の陰に喜びと気づきが隠れていた。

 

明くる日、世界は秋の装いに代わっていた。

季節の巡りは、ゆっくりとゆっくりと訪れるのに、気づいたときにはいつも大きく変化している。

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神祝ぎの日 光の満日

友人のあかるさんが主催する「神人さん唄語りin宗像」に行ってきました。

平日にも関わらず、宗像会館には、あふれるほどの人たちが、楽しく、和やかに集まっていました。

この2009年9月9日 この日は、七福神が舞い降りる日とされています。

会場には、すべての嬉し、楽しが集まって、集い来る人たちを祝福していました。

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主催のあかるさん

 

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お神楽ユニット「うず」の矢加部さんとあかるさん

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 「花音」のお二人

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神人さんとあかるさん

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和太鼓ユニット『音姫』

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人の思いが一つの喜びとなり、エンディングへ

この日会場は、やさしい気の流れと、光、色、音に溢れていました。

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飾る

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繋ぐ

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祈る

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伊勢行

見続ける風景の揺らぎ揺らぎに、私の知らない世界が垣間見える。

すべての答えは現実の中にある。

よく見ること、良く感じること。

特別なもの、超常な力など一切いらない。

風景が見せる佇まいの一瞬、一瞬に心が感応し官能するとき、

世界は私に秘密を打ち明ける。

特別なものなどないのだと。

 

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補陀洛世界も三千世界も三途の川も、すべて心の中に、心のままに