デジタルデバイド

町主催のIT講習会が開催されました。この講習会にインターネット入門コースがありますが、今回の講習会では一番の人気でした。
参加者は中高年の方が多く、パソコンを始める動機もインターネットがしたいからというのが多かったようです。

年ごとに中高年の方のインターネットに対する取り組みは積極的に成ってきています。講師を務めていても熱気の違いを感じます。

 最近は、「デジタルデバイド」という言葉を耳にします。
これは、「若者や高学歴者、高所得者などが情報技術を活用してますます高収入や雇用を手にする一方、パソコンを使いこなせない高齢者や貧困のため情報機器を入手できない人々は、より一層困難な状況に追い込まれる。」という意味ですが、国家間でもデジタルデバイドは問題になっています。

今はなくなってしまいましたが、数年前に国が主催したIT講習が全国的に実施されました。あの講習は時期尚早で、ネット環境も悪く、ISDNで講習をしていました。そのため受講生の方にインターネットの楽しさを十分に味わってもらうことが出来ませんでした。
しかし、ネット環境が整った今こそ、本来的な意味でのIT講習が必要ではないかと思います。

日本国内でもデジタルデバイドが拡がっています。中高年の方インターネットを使って積極的に情報を発信することで、若者中心のネット文化に一石を投じて欲しいと思っています。

IT講習

町主催のIT(パソコン)講習の講師を務めて5年になります。以前は、多かった「まったくの初心者」の方は少なく、「家にパソコンはあるけれど使えない」方の参加が増えてきました。また中高年の方の参加が多かったのですが、最近では、いつか就職に役立てようと、若い女性の方の参加者もいらっしゃいます。

IT講習の講師を務めていて一番嬉しいことは、まったくパソコンに触るのが初めてという方が、だんだんと文字の入力にもなれ、マウスの操作も安定し、楽しそうにパソコンの操作をされているのを見るときです。

今回の講習でも、まったくの初心者の方が数名参加されています。明日で6日間、12時間の講習が終了します。

どのくらいの笑顔で参加され帰って頂けるのか、講師としての力量が試される瞬間です。

  写真は、ひなたっぼこをする我が家の犬サテ(本名サティ)です。img_1258.jpg

手に馴染むマウスを出会うことはなかなか難しい。電気店にいくと驚くほどの数のマウスが売っていますが、この中から自分の手に馴染むマウスを見つけるのは、至難の業です。

手の大きさや力強さ、使うときの姿勢、ソフトなどによって絞り込むのですが、テスト出来ないので決め手がありません。

私の場合手が小さいので、手のひらに入るマウスが欲しいのですが、ある程度の重みが欲しいのです。あまり軽いマウスは、知らない間に肩に力が入ってしまい、疲れやすいからです。

ボールマウスがどんな環境でも使えて好きなのですが、最近はほとんど販売されていません。光学式マウスは、光沢のある机では使えず、マウスパッドが必要なのですが、このマウスパッドにも善し悪しがあります。

最近出始めたレーザーマウスは光沢のある机でも使えて、性能もよく便利なのですが、少しくらいマウスを持ち上げても、マウスカーソルが移動するため、光学式やボールマウスの癖があると独特の使い難さがあります。

色々な理由をつけて、マウスを買い変えるのが楽しみであったりもします。

初心者の方で、マウスの操作が下手な方の中には、マウスとの相性が悪い方がいらっしゃいます。とくに光学式マウスを使われていて、マウスパッドを変えると急に操作が上手くなる方もいます。

少しパソコンに慣れてきたのに、マウスの操作が上手くならない方は、マウスを買い変えると良いのかもしれません。