玉置神社ふたたび

再び訪れた玉置神社は今回も雨。

標高1000mの頂き付近は霧に覆われてとても美しい。

霧を透過して、薄くさす光と出会う。

光とだけ出会うときは、色のないモノクロームがいい。

写真は自分の見たものしか写すことができない。

 

 

梅雨の晴れ間

梅雨は、四季には入らないのだろうか。

とても特別な時間のような気がする。

梅雨の闇に息を潜めて、何かをやり過ごしている感じがする。

 

つかのまの光が愛おしくて、草花を撮影した。

 

神宿る場所 玉置神社

所用があって十津川へ、

地元の方に案内された場所が玉置神社。

17時前に駐車場に到着。雨が迫っていて霧が流れている。

木々に纏い付く霧が水滴になり、ゆっくりと落ちてくる。

すごい気配に圧倒される。

この山には何が宿っているのだろう。

霧が濃くなり、風に流れる。

小雨が降り始め、闇が少し濃くなる。

静けさを包み込むとても大きな気配を感じる。

このような経験は初めてのような気がする。

 

この翌日、玉置神社に行って人生が変ったという方にあった。

この場所なら可能かもしれないと思った。