冬の夕暮れ、空を見上げる時間が増える。
赤から青への無限のグラデーションが美しい。
霜がふり、雪に覆われて、花が咲いている。
夕暮れの公園の片隅に。
花の盛りは、今、このひととき。
hinatacafeを見て下さってありがとうございます。
よい年をお迎えください。
光と風の交わる場所で
この数年に起こった「気づき」を、自分自身の記録として、自分を整理するためにまず、この文章は書き始められます。
そして、私が知るこの「気づき」を、必要とする人々とシェアするための準備でもあります。
いつの日にか、私を必要とする人が現れたときに、慌てないために、少しずつ書きためていきます。
また、今年の後半に吉野で知り合った方から、「マインドについて」「エゴについて」教えて欲しいという要請があり、そのための準備もかねて、書き溜めていきます。
ここで書かれることは、私の道程を思い出すことであり、私が私と向かい合うために書かれます。
そして人に語る言葉を準備するための練習でもあります。
師というものと巡り会うことの出来なかった私の水先案内は、多くの出会いと書籍でした。
そして写真が大切な導き手でした。
もし師というものに出会っていれば、もう少しスムーズに、時間を無駄にすることなく、自分を知ることが出来たのかもしれません。
また、師が私の前にいても、自分をオープンに出来ない私が、拒絶していたのかもしれません。
当然ですが、これからここに書かれる内容に、権威も根拠も存在しません。
ここに書かれることは全て、私の経験や体験を通じて発せられる言葉であり、ここで書かれることの根拠はすべて私自身にあります。
ここに書かれる言葉は、すべて「私の言葉」です。
私はこの「私の言葉」というものに気づくのに20年ほどの年月を要しました。
私の気づきの第一歩は、この「私の言葉」から始まります。
今から27年ほど前、私に発せられた、
「自分の言葉で話して欲しい」
という会話が、長い気づきへの旅の出発点になりました。
気まぐれに続く
今年のクリスマス・イブは映画を見て過ごした。
クリスマス・イブに相応しい映画ノエル。
雪のクリスマス・イブに華やぐニューヨーク。
幸せから遠ざかろうとする人々が出会う、小さな奇跡。
美しいと映像と音楽、にぎわいと孤独が、イブの夜に交差する。
生きること、愛することへの思いに溢れた映画。
許すこと、手放すこと、信じること、愛することの大切さが静かに心に届く。
エンドロールを見ていたら、優しい涙が頬をつたった。
イブの夜に私の愛するアルヴォ・ペルトの音楽をどうぞ