今日は仕事で天川村へ。打合せの都合でほぼ村内を走り回った。休憩の合間にたくさんの水や川と出会った。渓流の澄んだ水、夕立に霞む水。山からの取り水。水たまりの道路。そして最後は、夕立の吉野川。自宅から洞川温泉までいったい幾つの川と出合うのだろう。生きることの豊かさは水が運んでいるような気がした。
大阪湾
今日は所用で大阪へ。高層ビルが立ち並び、道路が整備されても運河の色は変わらないようだ。大阪で生まれた私は、運河を見て育った。
小さい頃は、大阪市内でも水上生活者の姿を見ることがあった。大阪の鶴町や南港の閉ざされた海を見るのが好きだ。人の生活のため息が海に溶け出し、体積しているような色をしている。運河と海が繋がり、船が係留されている風景を見ると無性に旅行がしたくなる
。船に乗りたくなる。今度少し時間を作って、弾丸フェリーに乗ってみようか。
自分がいる限り孤独にはなれない
どんなに遠くに行っても、自分が付いてくる
自分がいる限り孤独になれない
だから、ここにいても十分孤独なのだ