投稿日: 2022 年 9 月 18 日2022 年 12 月 18 日白い夢 痛みのない夢を見た。海岸のベンチで目覚めたときに、また夢を見ていると分かった。 白い板塀の家を過ぎて、公園を通り、駅に着いた。とてもよく晴れていて、海に向かって電車は出発した。 焦りながら、もう諦めようかと思った。何を諦めるのか、私には分からなかった。過ぎてしまったの未来で、自分は過去にとどまっている。
投稿日: 2022 年 9 月 12 日2022 年 9 月 12 日闇も消え光も消えて葛の花 闇でもなく、光でもなく、葛の花は淡く光る。 濃密な香りと足元に落ちた小さな花弁が、霧と露に溶けていく。 人が知ると咲くのではなく、 咲くことで人が知る。