投稿日: 2009 年 10 月 4 日公園の入り口 光降る日。 まず光が木々に形を変え、そのにじみが葉を生み出す。 光から溶け出た陰が実体を象る。 光がない状態を闇という。 しかし闇のない状態を光とは呼ばない。 なぜなら闇などないのだから。
投稿日: 2009 年 10 月 4 日2009 年 10 月 4 日光のしずく 乾いていた土を慰めるように、雨がふった。 翌朝、草花たちは、水滴を身にまとい、 光の波動を受けて、全身で喜びを現していた。 この水滴の一粒ずつが 小さな小さなサンキャッチャーなら 白い光の輝きに身を埋めて、 まだ見ぬ私と出会ってみたい。
投稿日: 2009 年 9 月 26 日静けさの先へ 静けさよりももう少し、心を傾けて寂しさを味わう。 時にわざと心を揺すり、錆を落とす。 自分を消すほどに世界は姿を表すけれど、 しかし、自分のフィルターで世界を見ることも、また楽しい。