OSHO ZEN TAROTに私の好きなカードが2枚ある。
一枚は、「親しさ」(Friendliness)を表すカード
このカードには、寄り添うように立ち、花開く2本の樹が描かれている。
この2本の樹は、寄り添うように立っているが、実は個別に立ち、それぞれの地に根を下ろしている。
この2本の樹の間には、緊張感も、支配も、相手を変えようという欲望もない。
自分が自分の地に立ち、美しく花開くと、傍らの樹もまた美しく花開くことを表している。
では、どうすれば自分が美しく輝くことができるのか。
その答えが「祝祭」(Celebration)のカードに示されている。
このカードを眺めていると、祝祭は、外部の環境によって与えられるものではない、ということが解る。
自分の心から喜びを感じたときが、祝祭の時だと教えてくれる。
雨と風の中でも、この3人の女性は楽しそうに踊っている。
生とは祝いであり、楽しみであるということを忘れてしまい、根拠のない罪悪感にとらわれることがある。
このカードを見ていると、自分の中にある祝祭を思い出すことができる。
生とは、存在の祝福であることを思い出す。