音楽が聞こえてくる映像を

今日歩いていて、ECMの音楽が聞こえてくるような写真が撮りたいと思った。
冬と春の交差する光にECMの音楽を感じたからかもしれない。

FUJIFILM X-T2 (35mm, f/5.6, ISO200)

FUJIFILM X-T2 (35mm, f/6.4, ISO200)

FUJIFILM X-T2 (30.9mm, f/7.1, ISO200)

小樽へ向かうフェリー

夜の港にフェリーが着岸する。
フェリーターミナルから、微かに人のざわめきが聞こえる。
乗降する車がタラップを踏む音が響き、フェリーのエンジン音が港に響いている。

遥かむかし、高校2年生の私は、このフェリーで小樽へと向かった。重油の匂いと、振動、湿った風だけが思い出された。
当時の記憶があまりに不鮮明なので、思い出すことを諦めて、ゆっくりと離岸するフェリーを眺めていた。

FUJIFILM X100F (23mm, f/2.8, ISO320)

FUJIFILM X100F (23mm, f/2, ISO400)

FUJIFILM X100F (23mm, f/2.5, ISO400)

FUJIFILM X-T1 (116.1mm, f/5.6, ISO200)

FUJIFILM X100F (23mm, f/8, ISO200)

FUJIFILM X100F (23mm, f/8, ISO200)

たましいの宿り木 ツクシシャクナゲ

大台ヶ原のシャクナゲの色は

おぼろげに緋い

肉体から離れたたましいが

宇宙に還るまえのひととき

花に身を寄せ

惜別の想いに涙しているかのようだ

慟哭ではなく、懺悔でもなく

ただ、ただ懐かしむ

新緑の梢に溶け出す想いは

大気に広がり粒子と消える

石の上ではコミヤマカタバミが

空を見上げて微かな風に揺れている

FUJIFILM X100F (23mm, f/8, ISO200)

FUJIFILM X100F (23mm, f/2.2, ISO200)


FUJIFILM X100F (23mm, f/4, ISO200)

FUJIFILM X100F (23mm, f/2.2, ISO200)