久しぶりの風邪

風邪の直りが少し悪くて、話をすれば咳き込んでしまう。

もう2週間も同じ状態で、咳だけが酷くなったような気がする。

5分でも10分でも、自分の中にゆったりとした時間が必要かもしれない。

自身の身体への気づきが足らないのだろう。

こんな日は、ゆっくりと散歩するのが良いのかもしれない。

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自然の変化はゆっくりなようで、気が付けば大きく変わっている。

犬達の散歩コースもすっかり、春の装いに変わっている。

 

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仏の座が群生している。

霊鷲山で説法をする仏陀もこのような姿だったかもしれない。

この地で仏陀は、金色の蓮の花を比丘達に掲げて見せた。

この花を見て摩訶迦葉だけが微笑んだという故事がある。

仏陀の行為に意味を求めず、ただ蓮の美しさに微笑む。

ただ事象だけを見ることのなんと難しいことか。

いぬけいと

我が家のpleromaさんがレオンベルガーの毛を紡いで毛糸にした。

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柔らかくて優しい手ざわり。
メスのレオンベルガー蓮ちゃんの毛。

犬の毛でこれだけの毛糸が出来ることに感動した。

我が家のエルクでは、ここまで柔らかくないような気がする。

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上の写真は、我が家の愛犬エルク

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エルクの毛で織ったマフラーをするサテ 少し迷惑そう

ティク・ナット・ハンのガーター(偈)

ヴェトナム生まれの禅僧 ティク・ナット・ハンの「仏の教え ビーイング・ピース」を数年前に読んだけれどほとんど記憶に残っていない。

本の内容がつまらないのではなくて、私が読めなかったのだ。

今読んでいる本のあとがきに書かれたいた、ハン師のガーター(偈)に感動を覚えた。

 

息をすって 私はしずか、息をはいて 私はほほえむ。

この今に生きることこそが、すばらしい一瞬(ひととき)

身も心もしずかに、ほほえむ。

いまこのままが すばらしい一瞬(ひととき)

 

この言葉、私が書けば嘘になる。実感し体験したものだけが書ける言葉だ。