何度目の宇宙だろうか

もし現代の宇宙理論が正しければ、今の宇宙は膨張し続け、いずれ収縮へと向かう。

宇宙が卵より、針先よりも小さくなり、質量が無限大に成ったとき、ビッグバンを起こし、また膨張へと向かう。

私たちの肉体の寿命とはかけ離れた、あまりに広大な宇宙の営み。

その宇宙にまた大気が生まれ、文明が栄える。

私たちの宇宙は、およそ137億年前に生まれた。

私たちが今を生きている宇宙は、果たして何度目の宇宙なのだろう。

無限と思えるこの宇宙の営みの中で、今この瞬間を生かされている自分とはなんだろうか。

r0011903

r0011910

この一瞬、この瞬間、私の見た朝の風景。

数億年の巡りの中での出会い。